【定 義】 形状記憶合金を利用したアクチュエータ。
【解 説】 形状記憶合金アクチュエータは、小型軽量で、発生力が大きい。 温度変化サイクルにより、連続的な繰り返し動作をさせたり、また、スイッチングによる通電加熱で任意の動作をさせることも可能である。 最近では、特に速い動きを必要としない用途において、フィードバック機構および冷却機構を工夫することによって、サーボシステムを構成することが試みられている。 例えば、細胞の操作のためのマイクログリッパ、微小流量を制御するマイクロバルブ、医療用の能動内視鏡等の開発が行われている。
【参考資料】 (4)(5)
【関連用語】 マイクログリッパ、 マイクロバルブ、 能動カテーテル