【定 義】 化学エネルギーを直接機械的仕事に変換するアクチュエータ。
【解 説】 メカノケミカルアクチュエータは、化学エネルギーを駆動源としているため、アクチュエータとしての効率が寸法に依存しないことが特徴である。 収縮-膨張の力は、外部より与えられる刺激に対して、分子、高分子コンフォメーション、高分子間相互作用、高分子架橋のそれぞれのレベルで内部エネルギーが変化することにより得られる。 開発例としては、ロボットハンド、義肢等への応用の他、分子レベルでの機械的動作を行うクランプ等への応用がある。
【参考資料】 (2)(8)
【関連用語】 高分子アクチュエータ、 鞭毛モータ