【定 義】 刃物もしくは砥石車によって加工物表面を削る微細加工。
【解 説】 マイクロ切削加工は、切削加工の中で加工物の寸法が小さく、形状、あらさが、サブミクロンオーダの精度の高い加工を行うものである。 最近、工作機械、切削工具の高度化とともに、微細切削加工は、主にサブミクロンの精度を必要とする精密部品の最終仕上げの手段として用いられるようになってきた。 すなわち、従来は精密部品の前加工に切削加工を用い、その後砥粒加工、ラッピングなどの研磨加工により、最終の寸法、形状、あらさにまで仕上げていたものが、最近では、最終仕上げ行程まで切削のみで短時間に加工できるようになり、生産性を上げることが可能となってきた。
【参考資料】 (7)
【関連用語】 マイクロ機械加工