【定 義】 加速されたイオンビームによるスパッタリング作用によって加工する技術。
【解 説】 イオン源で発生したイオンを加速しながら反応室に導き、このイオンビームのスパッタリング作用によって除去および付加加工を行う。 イオンの入射方向に沿った加工が可能になるため、試料とイオンの入射角を調整することによって、任意性の高い三次元形状ができる。 また、ビーム径をサブμmオーダまで絞ると、極微細な加工が行えるようになる。 イオン源としてはArが一般的であるが、加工対象の原子量に依存してスパッタ率(除去原子数/衝撃イオン数)が変わってしまうため、Kr等も用いられる。
【参考資料】 (4)(7)(8)
【関連用語】 反応性イオンエッチング(RIE)、 イオンビームアシスト加工