【定 義】 体外から直接見ることのできない体の中を観察するために用いられる器具で、光ファイバを用いて画像を伝達する方式のもの。
【解 説】 レンズだけで構成された硬性鏡に比べ、細い繊維を束ねているため、柔軟性に富み屈曲できる。 このため、消化管や血管等の中空状の臓器の内部を観察するのに用いられている。 また工業的にもパイプ内やジェットエンジン内部の観察等に利用されている。 この内視鏡の内部にマイクロ化した手術器具を組み込むことで、患部を観察しながら手術できるようになった。 また手術器具のマイクロ化についても研究開発が進められている。
【参考資料】 (5)
【関連用語】 能動カテーテル