1 第14回ファンドリーサービス産業委員会の開催
第14回ファンドリーサービス産業委員会(委員長:オリンパス(株)、三原孝士氏)が3月11日(金)に開催されました。
ファンドリーサービス産業委員会の今年度の事業内容に関する主な議論の概要はつぎの通りです。
(1)MEMS講習会について
・第4回MEMS講習会開催結果:1月17日ぱるるプラザ京都で開催した講習会は、総参加者数;80名と盛況であった。
・第5回MEMS講習会の開催概要を下記のとおり決定した。
開催日時:2005年7月26日(火)13:00~17:50~19:00
開催場所:アルカディア市ヶ谷(東京・私学会館)
6階霧島及び6階伊吹
13:00 主催者挨拶
青柳 桂一 (財団法人マイクロマシンセンター 専務理事)
13:10 新産業創出のキーとなるMEMSテクノロジー
杉山 進 (立命館大学理工学部 教授)
14:00 センサーの設計技術
富井 和志 (松下電工)
14:35 MEMS加工・製造プロセス
小澤 信男 (沖電気工業)
15:10 MEMS実装技術
滝沢 功 (フジクラ)
15:45~16:15
技術相談会(各社パネル展示説明)及び休憩
16:15 MEMS応用例(1)センサーシステムにおけるMEMS応用
武田 宗久 (三菱電機)
16:50 MEMS応用例(2):ロボット分野の候補、ソニー 酒井さん、or 日立 根本さ ん、or 早大 藤江教授
17:30 ファンドリーサービス産業委員会活動紹介
毛野 拓治 (松下電工)
---- 休憩 17:50~18:00 ----
18:00~19:00 懇談会 (6階伊吹)
なお、応用例の講演者については、三原委員長が交渉する。
(2)ネットワークシステム構築について
・当委員会が行うネットワークシステムによるサービスの名称(愛称)について、各委員から提案された名称案について検討した結果、「MEMStation」(メムステーション)とすることに決定した。
・コンサルテーション機能について:MEMS産業化共同調査委員会(委員長:オリンパス(株)、太田亮氏)が作製したユーザーへの対応方法(プロトコル)(案)およびファンドリーの顧客対応手順案代表的な問診表(前回委員会からの修正案)について検討し、今回審議した結果を盛り込んだ最終案を次回委員会で検討し、完成版とすることに決定した。
・ネットワーク拡大方法について:各地域の大学の持っているベンチャーラボ的な組織、及び各地域の工業技術センターを含めたネットワーク構成の構築を検討する。
・MEMStationの運用に向けた準備として、MMC内の情報開示規程を次回委員会までに作成する。
(3)各社の得意技術紹介
・オムロン(株)前田雅之委員から自社の技術紹介が行われた。
(4)その他
・平成17年度から委員長が三原孝士氏(オリンパス(株))から毛野拓治氏(松下電工(株))に交代する。
・次回第15回ファンドリーサービス委員会は6月17日(金)14:00~17:30~に開催する。
2 平成16年度第3回評議員会・第2回通常理事会の開催
3月29日(火)(財)商工会館において平成16年度第3回評議員会、第2回通常理事会が開催されました。
審議事項は①1平成17年度事業計画、②平成17年度収支予算、③平成17年度借入金限度額について、④理事の一部変更について、⑤平成17年度委員会構成について、⑥役員報酬支給規程の制定について、でした。
平成17年度事業計画のポイントは、MEMS-ONEの継続事業と平成18年度からの事業構築の為の次世代プロジェクト検討委員会が新たに加わりました。
3 2005年国際マイクロマシンサミット開催せまる
第11回国際マイクロマシンサミットは、5月1日~4日の4日間、米国のダラスで開催されます。サミットは世界各国のマイクロマシン技術の取組み、将来の展望に関する情報交換を行なう場であり、当センターがこの分野での活動が活発な各国に呼びかけ、1995年3月に京都で開催したのが始まりで、以後、各国持回りで開催しており、2000年の第6回サミットも広島で開催しています。今回は東京大学下山勲教授を主席代表とする下記の5名の代表者(Delegate)とオブザーバを含め計9名の代表団が参加します。
5名の代表者は次の通りです。
下山勲/東京大学教授
下山敏郎/マイクロマシンセンター名誉理事長/オリンパス(株)最高顧問
尾形仁士/マイクロマシンセンター理事/三菱電機(株)上席常務執行役開発本部長
青柳桂一/マイクロマシンセンター専務理事
平野隆之/マイクロマシンセンター技術顧問/カメラ映像機器工業会事務局長
代表者はサミットの中で次のテーマで講演することになっています。
「Country review (Japan)」:下山勲
「Toward Industrialization of MEMS/Micromachine Technologies」:青柳桂一
「Technological Challenges toward Capsule Endoscopes」:下山敏郎
「Micro & Nano Technologies in Mitsubishi Electric Corporation」:尾形仁士
4 MEMS-ONE関係委員会(NEDO委託研究)の動き
(1)第9回ソフトウェア委員会の開催
第9回ソフトウェア委員会(委員長:オリンパス 三原孝士氏)が4月8日(金)に開催されました。本委員会が平成17年度としては最初の委員会でした。
今回の主な議事内容は以下の通りです。
1)本プロジェクトの目玉機能の一つであるプロセス逆問題解析ソフトのプロトタイプを用いた実行イメージについて説明があり、アルゴリズムを概ね理解することができました。今後は利用対象を明確にし、プロセスを判断する上で必要な条件を付加していくことで、利用効果の向上を図っていく。
2)ユーザとの係わりが大きく、利用面で重要なフレームワークソフトの機能仕様の内、解析条件の入力項目に関する検討結果が報告されました。この仕様を各委員に配布し、チェックをお願いすることになっています。
3)平成16年度の進捗状況が各企業から報告され、開発は概ね計画通り進行している。
次回は5月11日に開催が予定されましたが、今年度はソフトの製造が主体となるため、ソフト製造の経過を見守り、製造時に発生する課題の解決を本委員会が担うことになります。
1 月例経済報告 (平成17年3月)
総論
(我が国経済の基調判断)
景気は、一部に弱い動きが続いており、回復が緩やかになっている。
・企業収益は改善し、設備投資は緩やかに増加している。
・個人消費は、おおむね横ばいとなっている。
・雇用情勢は、厳しさが残るものの、改善している。
・輸出は弱含み、生産は横ばいとなっている。
先行きについては、企業部門の好調さが持続しており、世界経済の着実な回復に伴っ て、景気回復は底堅く推移すると見込まれる。一方、情報化関連分野でみられる在庫調 整の動きや原油価格の動向等には留意する必要がある。
(政策の基本的態度)
政府は、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」の早期具体化により、構 造 改革の取組を加速・拡大する。構造改革を推進する中で、平成17年度予算及び関 連法案の早期成立に努める。
政府は、日本銀行と一体となって、金融・資本市場の安定を目指し、引き続き強力かつ 総合的な取組を行うとともに、集中調整期間終了後におけるデフレからの脱却を確実な ものとするため、政策努力を更に強化する。
情報入手:http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei.html
2 MMC関係の経産省・産総研・NEDO人事異動
平成17年4月1日付
(氏名) (新) (旧)
加納誠介 産総研先進製造プロセス研究 経産省製造産業局産業機械課
部門複雑現象工学研究G 情報化推進係長
(併)企画本部
是永 敦 経産省製造産業局産業機械課 産総研先進製造プロセス研究
情報化推進係長 部門トライボロジー研究G
1 当センター主催のイベント
・詳細は当センター調査研究部にお問い合わせ下さい。Tel : 03-5835-1870
(1) 第16回マイクロマシン展
開 催 日: 2005年11月9日(水)~11日(金)
開催場所: 科学技術館・東京北の丸公園
(2) 第11回国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウムの開催
開 催 日: 2005年11月10日(木)
開催場所: 科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2番1号)
2 その他のイベントのお知らせ
・詳細は当センター調査研究部にお問い合わせ下さい。Tel : 03-5835-1870
・ 番号上にNew の表示のあるイベントは、今回新規掲載分。
(1) HANNOVER MESSE ハノーバー・メッセ2005 『マイクロテクノロジー』
マイクロシステムズ及びナノ応用技術専門見本市
開 催 日: 2005年04月11日(月) ~ 15日(金)
開催場所: Hannover Messe(ハノーバ国際見本市会場), Germany
主 催: Deutsche Messe AG
情報入手: http://www.hannovermesse.co.jp/
(2) TECHNO-FRONTIER 2005
開 催 日: 2005年04月20日(水) ~ 22日(金)
開催場所: 日本コンベンションセンター (幕張メッセ)
主 催: (社)日本能率協会
情報入手: http://www.jma.or.jp/TF/
(財)マイクロマシンセンター 協賛
New
(3) 2005モータ技術シンポジウム
開 催 日: 2005年04月20日(水) ~ 月日(金)
開催場所: 日本コンベンションセンター
主 催: (社)日本能率協会
情報入手: http://www.techno-frontier.com/
(財)マイクロマシンセンター 協賛
New
(4) Nanotech 2005
開 催 日: 2005年05月08日(日) ~ 月日(木)
開催場所: Anaheim, California, U.S.A.
主 催: NSTI
情報入手: http://www.nsti.org/Nanotech2005/
(5) DTIP 2005 (Symposium on Design, Test, Integration and Packaging of
MEMS/MOEMS)
開 催 日: 2005年06月01日(水) ~ 03日(金)
開催場所: Montreux, Switzerland
主 催: Tima, IEEE, etc.
情報入手: http://tima.imag.fr/conferences/Dtip/Dtip2005/
(6) JPCA SHOW 2005
開 催 日: 2005年06月02日(木) ~ 04日(土)
開催場所: 東京ビッグサイト
主 催: 社団法人日本プリント回路工業会
情報入手: http://www.jpcashow.com/
(財)マイクロマシンセンター 後援
(7) Transducers’05 - the 13th International Conference on Solid-State Sensors,
Actuators and Microsystems
開 催 日: 2005年06月05日(日) ~ 09日(木)
開催場所: Seoul, Korea
主 催: Korean Sensors Society
情報入手: http://www.transducers05.org
(8) ロボティクス・メカトロニクス講演会2005
開 催 日: 2005年06月09日(木) ~ 11日(土)
開催場所: 神戸国際展示場
主 催: (社)日本機会学会
情報入手: http://www.rescuesystem.org/robomec2005/
(財)マイクロマシンセンター 協賛
New
(9) International Conference on Multi-Material Micro Manufacture (4M)
開 催 日: 2005年06月29日(水) ~ 月日(金)
開催場所: Karslruhe, Germany
主 催: EC
情報入手: http://www.4m-net.org/4M_Conference
(10) 第6回インテリジェント材料国際会議 The 6th International Conference on Intelligent
Materials and Systems (ICIM ’05)
開 催 日: 2005年07月04日(月) ~ 06日(水)
開催場所: アルカディア市ヶ谷
主 催: (社)未踏科学技術協会 インテリジェント材料システムフォーラム
情報入手: http://www.sntt.or.jp/imf/ICIM'05/ICIM'05_Top.htm
(財)マイクロマシンセンター 協賛
(11) IEEE-NANO2005 (5th IEEE Conference on Nanotechnology) (第5回IEEEナノテクノロジーに関する国際会議)
開 催 日: 2005年07月11日(月) ~ 15日(金)
開催場所: Nagoya Congress Center
主 催: IEEE 他
情報入手: http://www.mein.nagoya-u.ac.jp/IEEE-NANO/
(財)マイクロマシンセンター 協賛
New
(12) COMS2005
開 催 日: 2005年08月21日(日) ~ 月日(木)
開催場所: Baden, Baden, Germany
主 催: Forschungszentrum Karlsruhe and MANCEF
情報入手: http://www.mancef-coms2005.org/
(13) 第23回日本ロボット学会 学術講演会
開 催 日: 2005年09月15日(木) ~ 17日(土)
開催場所: 慶應義塾大学日吉キャンパス
主 催: (社)日本ロボット学会
情報入手: http://rsj2005.sd.keio.ac.jp/
(財)マイクロマシンセンター 後援
(14) MICRO SYSTEM Technologies 2005
開 催 日: 2005年10月05日(水) ~ 06日(木)
開催場所: Munich, Germany
主 催: Mesago Messe Frankfurt, Fraunhofer IZM,
情報入手: http://www.mesago.de/
(15) μTAS2005
(The 9th International Conference on Miniaturized Systems for Chemistry
and Life Sciences)
開 催 日: 2005年10月09日(日) ~ 13日(木)
開催場所: Boston Marriott Copley PlaceBoston, Massachusetts, USA
主 催: microTAS2005 conference
情報入手: http://www.microtas2005.org/
(16) メカトロテック・ジャパン2005
開 催 日: 2005年10月19日(水) ~ 22日(土)
開催場所: ポートメッセ名古屋
主 催: 名古屋国際見本市委員会
情報入手: http://www.mect2005.com/
(財)マイクロマシンセンター 協賛
New
(17) IEEE Sensors 2005
開 催 日: 2005年10月31日(月) ~ 月日(木)
開催場所: Irvine, California, USA
主 催: IEEE
情報入手: http://ewh.ieee.org/tc/sensors/sensors2005/
(18) 2nd International Symposium on Nanomanufacturing
開 催 日: 2005年11月03日(木) ~ 05日(土)
開催場所: Daejeon, Korea
主 催: Nano Research Institute, Korea Institute of Machinery & Materials,
BK 21 Institute of Mechanical Engineering
情報入手: http://isnm2004.kaist.ac.kr/
(19) SPIE International Symposium Smart Materials, Nano-, and Micro-Smart
Systems
開 催 日: 2005年12月12日(月) ~ 15日(木)
開催場所: Sydney, Australia
主 催: SPIE
情報入手: http://spie.org/conferences/calls/04/au/
(20) MEMS 2006
(the 19th IEEE International Conference on Micro Electro Mechanical Systems)
開 催 日: 2006年01月22日(日) ~ 26日(木)
開催場所: Lutfi Kirdar Convention and Exhibition Centre, Istanbul, Turkey
主 催: IEEE, IMTEK
情報入手: http://www.imtek.de/anwendungen/mems2006/
1 マイクロマシンセンターの人事異動
平成17年3月31日付
(氏 名) (新) (旧)
清水 悦朗 オリンパス株式会社 調査研究部
第一研究開発課・課長
平成17年4月1日付
(氏 名) (新) (旧)
磯川 俊彦 調査研究部 オリンパス株式会社
第一研究開発課・課長
2 ホームページのパスワード変更
先月号でご通知いたしましたとおり、平成17年度のスタートにあたり、当センターのホームページの賛助会員ページのアドレスの変更を、下記内容でいたします。
ID(変更無し):member
パスワード :!mmc2005(小文字、半角)
切 替 日 :平成17年4月1日
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