Ⅰ 国内外トピックス
1 平成16年度新規プロジェクト「MEMS用設計・解析支援システム開発プロジェクト」を
NEDO技術開発機構から受託
当センターが産学連携研究コンソーシアムを結成して検討してきました経済産業省/NEDO技術開発機構の「MEMS用設計・解析支援システム開発プロジェクト」を代表契約者として受託することが6月8日付で決定しました。当プロジェクトは多くの分野の技術者やMEMSプロセスに精通していない技術者がMEMSデバイスを容易に設計し、マスク描画を行い、迅速に試作評価を行うことの出来るMEMS用設計・解析支援システムを平成16年度から18年までの3年間の予定で推進します。平成16年度予算総額は404百万円です。これに伴い、当センター内に「MEMSシステム開発センター」を新設し、プロジェクト推進業務を行う予定です。
なお、プロジェクトの研究開発内容、委託先は以下のとおりです。
プロジェクトリーダー:東京大学生産技術研究所 藤田博之教授
代表委託先:財団法人マイクロマシンセンター
① フレームワークソフトの開発(委託先:日本ユニシス・エクセリューションズ、日立製作所)
② 機構解析シミュレータの開発(委託先:富士総合研究所、再委託先:オムロン、オリンパス)
③ プロセス解析ツールの開発(委託先:富士総合研究所、再委託先:松下電工)
④ 機能拡張ソフトの開発(委託先:富士総合研究所、数理システム、計算力学研究センター、 日立製作所、三菱電機)
⑤ データベースの開発(委託先:マイクロマシンセンター、産業技術総合研究所、富士総合研 究所、再委託先大学:大阪府立大、岡山大、香川大、京都大、東大、東工大、豊橋技術科学大、名古屋大、新潟大、兵庫県立大)
2 新聞記事
5月17日 日経産業新聞
ナノチューブ 糸・テープ状に:4年後メド実用化へ;大阪府立大・日新電機など
大阪府立大学を中心とする産学官チームは、カーボンナノチューブ(筒状炭素分子)を糸やテープ状に加工することに成功した。ナノチューブの集合体の一部をつまんで引っ張る。軽くて丈夫な生地、自動車や電子機器向けの高強度樹脂、配線などに応用できる。大阪府立大の中山喜萬教授のほか大阪府立産業技術総合研究所、及び企業4社が参加した。太さ50マイクロメートル、長さ30センチメートルの糸を作った。シリコン基板に直径10ナノメートル、長さ10マイクロメートルのナノチューブを高密度で垂直に形成。チューブをピンセットでつまんで引っ張ると、チューブがつながりながら基板を離れて糸ができる。今後、量産技術の開発を進め、2008年ころの実用化を目指す。
5月21日 日本経済新聞
室温でセラミックス薄膜:携帯電話 軽量化に有効;TOTO、産総研
産業技術総合研究所とTOTOは20日、室温でセラミックスの薄膜を作る新技術を開発したと発表した。熱に弱いプラスチックの基板上などに絶縁性のセラミックス薄膜を作れ、製造コストも従来の半分以下に抑えられる。産総研の明渡純研究グループ長らの成果に基づき開発した。セラミックの微粒子をガス中に漂わせ、基板に吹き付けると、微粒子同士が砕けて結びつく。ガスの条件を選ぶと、高温で焼き固めた場合とほぼ同じ強度をもつ薄膜ができた。半導体チップや大型液晶ディスプレーの製造工程に応用でき、TOTOがこれらの製造装置向けに応用、今年秋にもサンプル出荷を始める。
5月21日 日経産業新聞
積層圧電アクチュエーター 世界最小 0.3ミリ角開発:亀裂抑制する前面電極構造;
NECトーキン
NECトーキンは微小な変位の制御に使われる積層圧電アクチュエーターで、世界最小の0.3ミリメートル角を開発した。開発した積層圧電アクチュエーターのサイズは0.3×0.3×1.2ミリメートル。伸び縮みの幅を示す変位量は、150ボルトの電圧に対し1.4マイクロメートル。現在の主流は半導体製造装置用で5ミリメートル角、デジタルカメラ用で1ミリメートル角程度で、同社製品の最小サイズは0.8ミリメートル角だった。小型機器向けに夏をメドに商品化する予定。
5月25日 日経産業新聞
金属原子 ナノチューブに注入:電気特性制御に道;東大・NEC
東京大学とNECなどの共同研究チームはナノテクノロジーの代表的な素材であるカーボンナノチューブに金属原子を閉じ込めることに初めて成功した。金属原子を狙った場所に導入でき、導電性などの電気特性の制御に道を開く。東大の中村栄一教授らによる研究チームは筒状構造のナノチューブの壁をセ氏約420度に熱し、約0.5ナノメートルの穴を開けると、金属原子が入り込むことを突き止めた。燃料電池の電極材料の開発などに有望とみている。
5月25日 日経産業新聞
人工筋肉1.5ボルトで作動:高分子製 微小機械の動力源;横浜国大
横浜国立大学の渡辺正義教授らは数ボルトの低電圧で動く高分子製人工筋肉を開発した。揮発しない材料と組み合わせ、空気中の通常環境で動かせる。新型人工筋肉は乾電池で駆動でき、微小機械の動力源として有望。開発した人工筋肉は板ガムのような形で、長さ約5センチメートル、断面は厚さ100マイクロメートル、幅約1センチメートル。表面に1.5ボルトの電圧をかけると、電圧の方向によって上下方向に最大40マイクロメートルほど曲がる。電圧を大きくすれば、曲げ幅を数100マイクロメートルまで広げられるという。今後、共同研究企業を募り、実用化を目指す。
5月27日 日経産業新聞
分子中の電子状態 高精度で計測:電子顕微鏡と組み合わせ 触媒研究に応用;東北 大
東北大学の寺内正己教授らは分子中で電子がもつエネルギーを高精度でとらえられる計測装置を開発した。検出精度が従来より10~100倍高く、微細構造の観察に使う透過型電子顕微鏡と組み合わせて使えるため計測が容易になる。触媒の設計や分析など化学研究で幅広く使える基盤装置になるとみており、日本電子と組んで3年後の実用化を目指す。開発した装置は直径100~200ナノメートルの粒子状の試料に電子線を当てた際、試料が放つエックス線を解析する。エックス線の強度は分子中の電子のエネルギー状態によって変わるため、電子の状態が間接的に分かる。
5月28日 日本経済新聞
薄型ディスプレー向け ナノチューブで素子:省電力化;阪大が開発
大阪大学の東北大学の尾浦憲治郎教授の研究チームは、次世代の薄型ディスプレー「電界放出型ディスプレー(FED)」を省電力化できる中核素子を開発した。新素子は基板にナノチューブの束を並べ、狙いの位置にナノチューブを高密度に成長させて作った素子で、消費電力を従来の1/3以下に減らせる。従来は事前に作ったナノチューブを塗布していたので、方向や密度をそろえることが難しかった。今後、企業と組んでパネルを試作する。研究成果は応用物理学会の英文誌の電子版に28日掲載する。
Ⅱ マイクロマシンセンターの動き
1 平成16年度・第1回通常理事会、第1回評議員会の開催
平成16年度第1回通常理事会および平成16年度第1回評議員会が5月14日(金)に(財)商工会館の会議室において開催されました。
審議事項は、①平成15年度事業報告について②平成15年度収支決算について③平成15年度収支差額の処分について④平成16年度小型自動車等機械工業振興事業の事業計画決定について⑤事務局長の委嘱について⑥平成16年度委員会構成の改正について等で、原案通り承認されました
2 第1回国内外技術動向調査委員会の開催
平成16年度第1回国内外技術動向調査委員会(委員長:早稲田大学 庄子習一教授)が5月17日(月)に開催されました。この委員会は研究に加え技術についても国内外の最新かつ詳細な情報を収集・分析し、その技術動向を把握することを目的としています。昨年と同様に、収集・分析した情報は年度末に報告書としてまとめるとともに、MMCデータベースに掲載して関係の方々に提供していきます。今回の委員会では、今年度事業の進め方について討議を行いました。動向調査として、上期に
Hilton Head 2004 の調査を、下期にMEMS2005の調査を行うことを決定しました。また、マイクロマシンインデックス対象雑誌において、MMC未購読雑誌に関する情報提供も本委員会委員の方々にお願いしました。
3 第1回国際交流委員会の開催
平成16年度の第1回国際交流委員会(委員長:下山 勲 東京大学教授)が、5月19日(水)に開催されました。今年度の国際交流事業等ついて事務局から報告をしました。この中で、5月にフランスのグレノーブルで行われた第10回国際マイクロマシンサミットやドイツのハノーバーで行われたハノーバーメッセの参加報告、また11月11日(木)に開催予定の国際シンポジウムの開催フレームや関連する事項について報告をしました。
今後の国際交流について、次のような意見交換が交換されました。
(1)サミット関連:中国の日本経済への効果は大きい。マイクロマシン、MEMSについても日本が中心となり、中国を含めたアジア戦略を構築すべきと思う。この分野で中国を早く日本志向にさせないと、中国は米国と直結するようになり日本の存在が薄れるのではないか。今回のサミットの国別参加者は、開催国フランス24名、中国12名、イギリス9名、日本、韓国各7名(全参加者108名中)の順位であったが、サミットは日本が提案したものであり、今後もリードしていくため、もっと多く日本から参加するようにしたい。Grenobleサミットの予稿集を配布して貰いたい。(なお、この件に関し事務局でMMCのホームページにてメンバーが閲覧できるように検討中)来年のサミットは中国の予定であったが、アメリカのダラスで開催されることになった。アメリカではMEMS関連のビジネス企業を育て、これを高く売りつけようとする傾向にあり、学会では10年先をイメージしている。
(2)シンポジウム関連:昨年の国際シンポジウムの海外参加者は韓国、台湾、中国を中心に約20名(全参加者314名中)であったが、今後は海外からもっと参加者を呼ぶ方策を考慮すべきであり、そのために海外拠点を多数有するJETROが協力しても良いと思う。内容についてもインターナショナル化の促進が必要であろう。昨年のシンポジウムで、パネルデイスカッションが好評を得ているので、今年のシンポジウムでもパネルデイスカッションの実施を考慮して欲しい。
4 第1回MEMS産業化共同調査委員会の開催
平成16年第1回MEMS産業化共同調査委員会(委員長:オリンパス(株)、太田 亮氏)が5月21日(金)に開催されました。今回の委員会では、今年度の実行計画策定、重点調査対象の機関・シンポジウムの設定、今年度入手の資料候補選定、ハノーバーメッセ調査報告が主な議題でした。
特に実行計画策定では、昨年度までの活動をベースにおいて、ファンドリーサービス産業委員会に提案した課題の実現に向けた取り組みをファンドリーサービス産業委員会と協力して行うこと。各地で地場産業と連携して研究開発している公的研究機関のネットワーク化に向けた調査研究。MEMSが産業化の段階に入った現在、国内外の実用化の状況を実地調査すること。MEMS人材育成のための支援・啓蒙活動の実態調査等に力点を置いた活動を行うこととなりました。
5 次世代プロジェクト懇談会の開催
今年度から調査研究事業委員会の中に新設された次世代プロジェクト懇談会の会合が平成
16年5月24日(月)に開催されました。本懇談会の目的は、実用化段階に入ったMEMS/マイクロマシンと研究段階にあるナノテクノロジーとを融合して、10年から15年先の産業界に対してインパクトの大きい産業基盤技術およびその課題への取り組みの方向性を明らかにすることです。懇談会のアウトプットとしては平成18年度からの新規プロジェクトの構想構築を目指します。今回の会議では、取り組み対象の産業領域、具体的な技術候補、産官学連携の姿、スケジュール等についてブレーンストーミング形式で議論されました。今後はこの懇談会と下部の委員会での議論を連携させて構想を深めていくこととなりました。
今回の懇談会の出席者は藤田 博之(東京大学)、下山 勲(東京大学)、北森 武彦(東京大学)、杉山 進(立命館大学)、前田龍太郎(産総研)、と小川陽子(経済産業省 産業機械課)、川内拓行(経済産業省 産業機械課)です。
6 第10回ファンドリーサービス委員会の開催
第10回ファンドリーサービス産業委員会(委員長:オリンパス(株)、三原孝士氏)が5月25日(火)に開催されました。ファンドリーサービス産業委員会の今年度の事業内容に関する主な議論の概要はつぎの通りです。
(1)ネットワークシステム構築について
・産総研にMEMSビジネス棟が完成し、活動を開始した。当委員会のMEMSネットワーク強化の ため、産総研と連携することが必要であり、産総研(前田龍太郎氏)にオブザーバーとして当委 員会に適時出席して貰うことに決定しました。
・MEMS産業化共同調査委員会(委員長:オリンパス(株)、太田亮氏)から以下の検討状況報 告がなされた。
①ユーザーインターフェイス:MMCと協力してファンドリーサービス事例集を作成する。
②MEMS用語集:ファンドリー間の用語の統一を図る。次回当委員会に事例を提案する予定 です。
③大学とのネットワークシステムの構築:産学連携における適正なマッチング図る具体的方 法、手段を検討する。
(2)第3回MEMS講習会について
今年度のMEMS講習会の開催内容について議論した結果を以下に示す。第3回MEMS講 習会は東京で7月開催し、第4回は関西で1~2月に開催する予定です。
・第3回講習会開催概要:開催日;2004年7月21日(水)13:00~17:30~19:00
場 所;アルカディア市ヶ谷(私学会館)
・プログラム内容(講演題目、講演者等)については、当委員会委員間で調整の上、決定する。
(3)各社の得意技術紹介
日本ユニシス・エクセリューションズの前田幸久委員から自社の技術紹介が行われた。
(4)その他
次回第11回ファンドリーサービス委員会は7月13日(火)14:00~17:30に開催する予定です。
7 第1回普及広報事業委員会の開催
平成16年度第1回普及広報事業委員会(委員長:オリンパス(株)舘岡斉氏)が5月31日(月)に開催されました。
平成16年度事業内容の審議結果は以下のとおりです。
1)広報誌の編集・出版
・和文広報誌:基準頁数8頁、モノクロで4回/年(47号~50号)出版およびホーページへ記載 ・公開。
・英文広報誌:4回/年(和文広報誌の英訳版)ホームページのみ記載・公開。
・今年度の広報誌編集計画概略(第47号~第50号)について検討・承認。
今年度から新たにコラム随想として、MEMS,マイクロマシンに関する主要大学・機関のTLO 情報等を記載する。
2)ホームページの維持・管理
・ホームページ記載内容の決定は当委員会で従来どおり行う。
・当センターの過去に実施したPJの途中過程の成果が分かるような形で情報発信して行く。
3)第15回マイクロマシン展の開催
・11月10日~12日に科学技術館(東京・北の丸公園)で開催する。併催の第10回国際マイク ロマシン・ナノテクシンポジウムは11月11日に開催する。
今回は科学技術館の2階フロアーの1部も使用して開催する予定。参加者の誘導、動線の流 れ管理が重要となる。
4)メディア取材対応、学会誌・技術雑誌への寄稿、講演
・従来どおり、可能な限り積極的に対応する。
次回第2回普及広報委員会は10月4日(月)15:00~17:30に開催する予定です。
8 下山敏郎名誉理事長の出版を祝う会の開催
マイクロマシンセンター名誉理事長でオリンパス株式会社取締役の下山敏郎さんが10年にわたり社内報に掲載してきたエッセイを中心に1冊の本にまとめた「国境のない国から」(工作舎刊行)を上梓されました。
これまでの産業界への貢献と出版のお祝いを兼ねて、野間口 有理事長をはじめ10名が発起人になり、6月2日(水)帝国ホテルにおいて「下山敏郎さんの出版を祝う会」を開催されました。当日は政界、財界より知己の著名人が出席され、和やかな祝う会でした。
Ⅲ 行政動向
1 経済産業省産業機械課人事異動
平成16年5月16日付け
新 旧
佐藤 暁 産業機械課課長補佐 資源エネルギー庁電力・ガス事業部
原子力政策 課長補佐(企画調整担当)
平成16年6月2日付け
新 旧
伊吹英明 内閣府政策統括官 産業機械課課長補佐
(経済財政-運営担当)付参事官補佐
2 新産業創造戦略についての報告
新産業創造戦略は、経済財政諮問会議からの要請に応じて、経済産業省が策定することとなり、産業構造審議会新成長部会において、新産業創造戦略が取りまとめられ、中川大臣より経済財政諮問会議に報告された。
http://www.meti.go.jp/policy/economic_industrial/press/0005221/index.html
3 安全・安心な社会の構築に資する科学技術政策に関する懇談会報告
文部科学省の科学技術・学術政策局は、安全で安心できる社会の実現に向けた科学技術上の政策課題などに関し検討を行うため、「安全・安心な社会の構築に資する科学技術政策に関する懇談会」を開催し、このたび報告書を取りまとめた。
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/anzen/main12_a4.htm
Ⅳ 外部団体情報
1 第18回マイクロマシン連合運営協議会の開催
第18回マイクロマシン連合運営協議会(代表幹事:佐藤一雄 名古屋大学大学院教授)が5月20日(木)に開催されました。初めに、代表幹事選出を行い、昨年度に引き続き佐藤一雄教授が選出されました。次いで、マイクロマシン連合の昨年度の活動報告、及び今後の活動計画が討議されました。その結果、マイクロマシン連合の活性化に関し、産学連携を強化するためにマイクロマシン展の出展者プレゼンテーション等において、連合所属の各団体のマイクロマシン関連最新技術情報(各団体の活動状況PRを含む)を発表する場を設けることを検討する事が決定した。次回のマイクロマシン連合運営協議会は、平成16年11月11日(木)(第15回マイクロマシン展の開催日2日目)科学技術館会議室で開催する予定です。
Ⅴ イベント案内
1 当センター主催のイベント
(1) MEMSファンドリーサービス講習会
開 催 日: 平成16年7月21日(水)13:00~
開催場所: アルカディア市ヶ谷
主 催: (財)マイクロマシンセンター ファンドリーサービス産業委員会
参 加 費:8,000円
(2) 第15回マイクロマシン展
開 催 日: 平成16年11月10日(水)~12日(金)
開催場所: 科学技術館(東京、北の丸公園)
(3) 第10回国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウムの開催
開 催 日: 平成16年11月11日(木)
開催場所: 科学技術館、サイエンスホール
・ 詳細は当センター調査研究部にお問い合わせ下さい。Tel : 03-5835-1870
・ 番号上にNew の表示のあるイベントは、今回新規掲載分。
2 その他のイベントのお知らせ
・ 詳細は当センター調査研究部にお問い合わせ下さい。Tel : 03-5835-1870
・ 番号上にNew の表示のあるイベントは、今回新規掲載分。
(1) 東北大学機械系フォーラム in TOKYO 2004
開 催 日: 2004年06月10日(木) ~ 11日(金)
開催場所: 大田区産業プラザ
主 催: 東北大学機械系フォーラム実行委員会
情報入手: http://www.mech.tohoku.ac.jp/forum
(2) ACTUATOR 2004
開 催 日: 2004年06月14日(月) ~ 16日(水)
開催場所: Bremen, Germany
主 催: VDI/VDE, etc.
(3) ロボティクス・メカトロニクス講演会2004 (ROBOMEC 04 名古屋)
開 催 日: 2004年06月18日(金) ~ 20日(日)
開催場所: 名城大学
主 催: (社)日本機械学会
情報入手: http://www.toyota.nitech.ac.jp/robomec04/
(財)マイクロマシンセンター 後援
New
(4) European MEMS Technology Symposium
開 催 日: 2004年06月29日(火)
開催場所: Munich, Germany
主 催: Berkeley Sensor & Actuator Center
情報入手: http://www.yole.fr/events/bsac/
(5) International Confeference on Electrical Engineering
開 催 日: 2004年07月04日(日) ~ 07月06日(金)
開催場所: 札幌コンベンションセンター
主 催: (社)電気学会
情報入手: http://www.ics-inc.co.jp/icee2004/
(6) 第10回化学センサ国際会議
開 催 日: 2004年07月11日(日) ~ 14日(水)
開催場所: つくば国際会議場
主 催: 第10回化学センサ国際会議組織委員会,電気化学会
情報入手: http://www.ics-inc.co.jp/10-imcs/
(7) SEMICON West 2004
開 催 日: 2004年07月12日(月) ~ 16日(金)
開催場所: San Francisco, California U.S.A.
主 催: SEMI
情報入手: http://www.semi.org/wps/portal/_pagr/127/_pa.127/305
(8) 第9回光エレクトロニクス・光通信国際会議/第3回光インターネット国際会議
開 催 日: 2004年07月12日(月) ~ 16日(金)
開催場所: パシフィコ横浜
主 催: 電子情報通信学会
情報入手: http://edpex104.bcasj.or.jp/oecc-coin/
(9) Nanotech 2004: The 1st International Conference on Nanotechnology
開 催 日: 2004年07月13日(火) ~ 17日(土)
開催場所: Meritus Mandarin Hotel, Singapore
主 催: Nanyang Technological University, Singapore
情報入手: http://www.nanotech2004.org/
(10) インターオプト'04 (InterOpto'04)
開 催 日: 2004年07月13日(火) ~ 16日(金)
開催場所: 幕張メッセ国際展
主 催: (財)光産業技術振興協会
情報入手: http://www.oitda.or.jp/main/io/io04home-j.html
(11) 2004年 半導体MIRAIプロジェクト成果報告会
開 催 日: 2004年07月13日(火)
開催場所: 都市センターホテル (東京)
主 催: 半導体MIRAIプロジェクト
情報入手: (技)超先端電子技術開発機構 TEL:029-849-1523
(12) 第27回フラーレン・ナノチューブ総合シンポジウム
開 催 日: 2004年07月28日(水) ~ 30日(金)
開催場所: 東京大学 武田先端知ビル
主 催: フラーレン・ナノチューブ研究会
情報入手: http://www.photon.t.u-tokyo.ac.jp/~fullerene/
(13) Optical MEMS 2004(2004年光マイクロマシン国際会議)
開 催 日: 2004年08月22日(日) ~ 26日(木)
開催場所: 香川県高松市、サンポート高松
主 催: 電気学会センサ・マイクロマシン準部門
情報入手: http://www.conferences.jp/optical-mems04/
(14) COMS2004
(The 9th International Conference on the Commercialization of
Micro and Nano Systems)
開 催 日: 2004年08月29日(日) ~ 09月02日(木)
開催場所: Alberta, Canada
主 催: MANCEF
情報入手: http://www.mancef-coms2004.org/
(15) μTAS2004 (The 8th International Conference on Miniaturized Systems
for Chemistry and Life Sciences)
開 催 日: 2004年09月26日(日) ~ 30日(木)
開催場所: Malmo, Sweden
情報入手: http://www.microtas2004.lu.se/
(16) 第6回国際シンポジウム「ロボットとの共存」
- Living with Robots - Symbiosis of Robots and Human Being -
開 催 日: 2004年10月04日(月) ~ 05日(火)
開催場所: 東京、一橋記念講堂
主 催: (社)日本工学アカデミー
情報入手: http://www.eaj.or.jp
(財)マイクロマシンセンター 協賛
New
(17) 第21回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム
(The 21st Sensor Symposium on Sensors, Micromachines, and Applied Systems)
開 催 日: 2004年10月14日(木) ~ 15日(金)
開催場所: 京都テルサ
主 催: 電気学会 センサ・マイクロマシン準部門
情報入手: http://www.iee.or.jp/smas/
(18) European Micro and Nano Systems 2004 (EMN04) Advances & Applications
for Micro & Nano Systems
開 催 日: 2004年10月20日(水) ~ 21日(木)
開催場所: ESIEE, Noisy le Grand, Paris, France
主 催: Tima, ASME, and etc.
情報入手: http://tima.imag.fr/conferences/EMN/
Ⅵ その他会員への情報
1 キャノン株式会社が情報賛助会員入会
キヤノン株式会社の企業理念は「共生」であり、「文化、習慣、言語、民族などの違いを問わずに、すべての人類が末永く共に生き、共に働いて、幸せに暮らしていける社会」をめざし、パーソナル製品事業、ビジネス製品事業、インダストリー製品事業などの分野で、魅力ある商品を世界中のお客さまに的確に届けています。
昨年度(2003年12月期)の連結売上高と経常利益は、各々3兆1,980億円と3,206億円。グループ会社数は、198社。総従業員数は、102,567人。本社は、東京都大田区。
1937年の創業以来、キヤノンは常に最先端のオリジナル技術を追求して製品を作り上げてきました。
現在、キヤノンでは、独創的なキーコンポ-ネントの開発と内製化を積極的に推進しています。光学素子、イメージセンサ、システムLSIだけでなく、ソフトウェアやアルゴリズムに至るまで、デジタルイメージングに関わるキーコンポーネントの開発に力を入れています。キヤノンのデジタルイメージング機器には、多種多様なオリジナル技術が組み込まれています。その一例として、MEMS技術を活用して大きな市場を切り開いたのが、バブルジェットプリンタに搭載されているプリントヘッドです。
2 マイクロマシンセンターの人事異動
平成16年5月31日付
宮本 莞樹 退職
平成16年6月1日付
井上 正巳 国際交流部長を命ずる
国際交流課長に併任する
平成16年6月8日付
MEMSシステム開発センター設置に伴う人事異動
廣部 嘉道 MEMSシステム開発センター長に併任する
山川 浩二 MEMSシステム開発センター管理部長を命ずる
織田 誠 MEMSシステム開発センター主任研究員に併任する
井上 正巳 MEMSシステム開発センター主任研究員に併任する
清水 悦郎 MEMSシステム開発センター主任研究員に併任する
戸口 洋一 MEMSシステム開発センター主任研究員に併任する
藤井栄利子 MEMSシステム開発センター主任に併任する
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