Ⅰ 国内外トピックス
1 MEMS欧州調査報告
この度、MEMSの産業化の推進に不可欠なファンドリーサービスについて、先行する欧州の実態を調査し、わが国のファンドリーサービスネットワーク構築発展に資する目的で欧州調査を実施しました。2003年7月7日から7月11日までの5日間の調査期間で、研究機関、ファンドリー企業、デザインハウス、マーケティング企業を訪問調査してきました。
具体的には、研究機関としてスイスのIMT(ヌーシャテル大学マイクロテクノロジー研究所)とフランスのLETI(原子力庁電子技術情報研究所)を、ファンドリー企業としてスイスヌーシャテルのColibrys社とフランスグルノーブル郊外のTronic’s社を、デザインハウスとしてロンドン郊外のMST-Designコンソーシアムを、そしてマーケティング企業としてフランスのYole
Development社をそれぞれ訪問調査しました。今回は調査結果の概要を紹介します。
ファンドリー企業として今回訪問したColibrysとTronic’sは、ヨーロッパの代表的なMEMSファンドリーとして注目されています。Colibrysは光MEMS、加速度センサー、圧力センサー、流体MEMS等で、テレコムやライフサイエンス、モバイル関連の市場に向けた開発を行っており、独自のプロジェクト管理ステップやWaferレベル評価技術などを持っています。Tronic’sでは各種センサー、光MEMS、RF-MEMS、流体MEMS等の表面/バルクマイクロマシニング技術で市場展開を図っており、SOIのMEMS用途への研究なども進めています。ともに公的な研究機関からのスピンオフにより創設されており、装置利用、設計技術、プロセス開発などで、旧所属機関との提携関係を維持することで、軽微な研究開発投資で高度な技術レベルの保持・養成を実現できています。ファンドリー側では、学生の受け入れや、教育の一部、研究試作なども請け負うことで、大学への便宜供与も行い共生がなされていました。
また、特にこの数年で外部から数多くの積極的投資がなされおり、その背景にはハイエンドアプリからマスマーケットを拓こう、という投資家の期待を共通に感じられました。MEMS製品は、自社の強みの出せる領域に絞った高付加価値の小~中量アプリケーションに的を絞り、同時に独立前のスピンイン時の成果を自社開発製品として事業の柱のひとつに持っていることから、堅実な事業路線とリスクテイクしたチャレンジとの良いバランスが保たれている様子が印象的でした。
共通課題として、テスト・評価が大きな負担となっていることがあげられ、MEMSの特徴である一品一様のスペックを、テストや評価フェーズでどのように標準化などで吸収していけるかが今後の検討対象と思われます。
MEMSのデザインについては、まだ市場創出時期でもあり、顧客が設計に対して十分な投資ができないケースもあることから、純粋なデザインハウスは経営的に厳しいとの意見が多く得られました。ファンドリーとしては、受注の際に依頼主の事業計画を吟味して設計費の扱いを決めているのが現状のようです。
MEMSのグローバル展開に向けても、各企業や研究機関は積極的展開をみせており、Open思考で内外の研究者や企業とともに新しい価値を創出していこうという、“協創”がすでに展開されていました。人材としても、開発者や研究者だけでなくグローバルなマーケティング人材のアジアや北米への配置も既に充実させている例がみられました。
今回MMC側から行った、日本の施策や企業のMEMSへの積極的取り組みの紹介にも大きな関心が持たれました。市場として、また研究開発や製造のパートナー発掘先としても、MEMS産業全体の視点で日本への大きな期待が感じられました。半導体産業と同様に進んで行くグローバルビジネスとグローバルマーケットの中で、日本がどのような立場のPlayerとして有効なポジションを確保していくかが今後の鍵となりそうです。
2 新聞記事
7月9日 日本経済新聞
微小機械の一体成型技術開発:まず医療用ポンプ量産;中小主導で産学官連携、東成エレなど5社と都立大・産総研
レーザー加工の東成エレクトロビームなど東京多摩地区の中小企業5社は、微小な機械の一体成型技術を開発する産学官連携プロジェクトを始める。医療機器向けの超小型ポンプなどの量産技術を3年以内に確立する。各社は得意技術を持ち寄りMEMSと呼ばれる分野の技術を開発する。5社はチタンなどの金属材料を使い、強度を向上させた小型の部品を製作、この部品をさらに金型内で組み合わせて一体成型する加工技術を開発する。具体的な製品としては縦4ミリ、横8ミリ、厚さ1ミリ程度の小型の医療用ポンプなどを想定。開発費は3年間で3億円を予定。経済産業省が開発費を支援するほか、産業技術総合研究所も開発に参加する。
7月10日 日経産業新聞
リニア型モーター 小型・ナノ制御可能に:携帯機器など向け;セイコーインスツルメンツ
セイコーインスツルメンツは小型で出力の大きいリニア型モーターを開発した。電圧をかけると伸び縮みする圧電素子を使う。毎秒15センチの高速で動き10ナノメートル単位の細かい制御もできる。携帯機器やマイクロマシン、顕微鏡の駆動装置に利用できるという。2~3年後の実用化を目指す。開発したモーターは圧電素子を何枚も積層してあるのが特徴。積層した圧電素子の表面に二つの突起を作り、突起の摩擦力でものを直線的に動かす。大きさは縦20ミリ横5ミリで厚さが約2ミリ。駆動電圧は従来の1/20の5ボルトでも動かすことができる。真空中や磁場の中でも安定して動くので、細胞内の微小器官をはさむピンセットや人工授精をする機器などバイオ分野の新しい駆動装置になるという。
7月11日 日刊工業新聞
100ギガ光ディスク対応:精密ピット計測装置試作;産総研とSII
産業技術総合研究所とセイコーインスツルメンツ(SII)は10日、光ディスク原盤や光ROMディスクを光で検査し、エラービットの形状をナノメートルレベルの高精度で測定できる精密ピット計測装置の試作に世界で初めて成功したと発表した。100ギガバイト級の次世代超高密度光ディスク原盤の形状検査を目的としたもので、探針にカーボンナノチューブ(CNT)を採用した原子間力顕微鏡(AFM)と光ディスク検査装置を一体化することで可能にした。新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の「ナノメーター制御光ディスクシステムの研究開発」の一環として、検査システムの開発を産総研の桑原正史研究員、SIIの宮谷竜也主任らが共同で取り組んだ。
7月11日 日本経済新聞
ナノテク振興で協議会:16日、45社が発起人会
日立製作所や三菱商事などナノテクノロジー(超微細技術)を活用した事業を展開する有力企業などが集まり、ナノテク産業振興を目指す新組織「ナノテクノロジービジネス推進協議会」の発起人会を16日に都内で開く。幅広い業種から約45社が参加する。協議会は9月に立ち上げ、会長には日立の金井勉会長が就任する。最終的には300社の加入を目指す。協議会は情報交換会やビジネスコンテスト、ベンチャーへの経営ノウハウ指南などの事業を展開する予定。
7月17日 日刊工業新聞
ナノテクで内視鏡:がん早期発見 官民で先端医療技術;経産省
経済産業省は04年度から、がんを早期発見するための高精度ファイバースコープ(内視鏡)の開発を始める。ナノテクノロジーを応用して、ファイバー先端に装着する光学素子を1ナノ~2ナノメートルレベルで制御できる技術を開発。さらに蛍光でがん特異的たんぱく質を解析する技術も確立し、転移前のがんの早期発見を目指す。日本は世界の内視鏡市場で3/4のシェアを占めており、官民で次世代技術の開発に取り組むことで産業競争力をさらに強化する。開発期間は06年度までの3年間を予定しており、来年度予算の概算要求に5億~6億円、3年間で15億~20億円弱を盛り込む方針。新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)を通じて開発企業を公募し、開発費などを支援する考え。現在の内視鏡の世界市場規模は約2,800億円で、オリンパス光学工業が68%、富士写真光機とペンタックスがそれぞれ4%と日本企業が約75パーセントのシェアを占めるという。
7月29日 日本経済新聞
最小IC0.3ミリ角:日立、紙幣組み込みにメド;偽造防止に効果 強度が向上、コスト低減
日立製作所はICタグ(荷札)などに使える世界最小クラスの微細な非接触ICチップ「ミューチップ」をさらに小型化し、0.3ミリ角として紙幣に組み込む技術にメドを付けた。欧州中央銀行(ECB)が偽札防止目的にICチップ組み込みを検討しており、こうした新たな用途向けに売り込んでいく。ミューチップはあらゆるものに識別情報を組み込むICタグに利用でき、情報を無線でやりとりするためのアンテナと組み合わせて使う。製造工程で38けたまでの数字を固有の認識番号(ID)として記録。無線の読み取り機を通じて識別する仕組み。日立は現在0.4ミリ角のチップを0.3ミリ角にまで小型化する技術を開発した。価格は1個50円前後のものが多い。これを量産効果で年内には10円程度まで下げる計画。
7月30日 日経産業新聞
ナノチューブで最小モーター
米カリフォルニア大学バークレー校の研究グループは、カーボンナノチューブを使い、世界最小のモーターを開発した。大きさは500ナノメートル角で、回転する部分の長さは100~300ナノメートル。半導体加工技術などを応用して作製するMEMSの部品への利用が期待できるという。平坦なシリコン酸化膜の上にシャフトの役目を果たすカーボンナノチューブを放電で取り付けた。
Ⅱ マイクロマシンセンターの動き
1 第2回長期ビジョン部会の開催
第2回長期ビジョン部会(委員長:下山勲 東京大学教授)が7月17日(木)に開催されました。今回は、昨年度作成した「長期ビジョン」を単行本として出版するという本年度の事業計画について、出版時期を年度末からマイクロマシン展(11月12~14日)までに繰り上げることを確認しました。続いて出版する単行本の内容について検討を行い、最終的に執筆分担を決めました。
出版日程の前倒しは、マイクロマシン展がマイクロマシン技術に関係する人が集まる国内最大規模の機会であり、「長期ビジョン」を普及する最良の機会と考えたからです。今後は、8月中旬までに原稿を執筆し、8月22日(金)に開催する第2回長期ビジョン部会にて、原稿内容の確認と全体を通してのすりあわせを行う予定です。
2 第1回MEMS講習会の開催
当センターファンドリーサービス産業委員会主催の第1回MEMS講習会「MEMS設計・加工技術」を、7月18日(金)中央大学駿河台記念館で開催しました。講習会の内容は下記に示す通りです。最近のMEMS産業に対する関心の高さから、講習会の開催案内をホームページで公表したところ、募集開始から一週間で参加申込者が定員の100名に達し、以後は申込みをお断りせざるを得ない状況でした。最終的には募集停止公表日の申込者を含めて、121名もの参加申込みがありました。当センター賛助会員企業の事前申込みは、ファンドリーサービス産業委員会委員を除き13社(28名)でした。当日の実際の参加者は事前申込者113名と講習会発表者、及び当センター職員を含め、134名と大盛況の講習会となりました。今回の講習会が初心者及び中級者向けであったこともあり、20~30歳代の若い参加者が多いのが特徴でした。また、講習会の最後には初めての試みとしてMEMS相談デスクを設け、ファンドリーサービス産業委員の企業がパネル展示等で応対しましたが、これも大変盛況でした。さらに、講習会終了後別室にて簡単な懇談会の場を設けましたが、こちらも熱気溢れる状況でした。
講習会「MEMS設計・加工技術」
日時 2003年7月18日(金)13:30~17:50~19:30
場所 中央大学駿河台記念館 6階 670号室
〒101-8324 東京都千代田区神田駿河台3-11-5
Tel:03-3292-3111
主催 財団法人マイクロマシンセンター
ファンドリーサービス産業委員会
プログラム
13:30 主催者挨拶 平野隆之 (財団法人マイクロマシンセンター 専務理事)
13:35 MEMSの現状と今後の動向
杉山 進 (立命館大学理工学部 教授)
14:05 光MEMSを中心としたMEMS設計技術
坂田 芳孝 (オリンパス光学工業(株)研究開発センターMEMS開発本部 課長補佐)
14:30 RFMEMSの設計技術
佐藤 正武 (オムロン(株)先端デバイス研究所MEMSグループ)
14:55 バルクマイクロマシニングを用いたデバイス設計技術
小出 晃 ((株)日立製作所機械研究所パワー先端メカトロニクスセンタ 主任研究員)
――――――――――――――― 休憩 15:20~15:30 ――――――――――――――
15:30 MEMS設計におけるシミュレーション
入江 康郎 ((株)富士総合研究所フロンティア・サイエンス室 主任研究員)
15:55 MEMS加工プロセス技術
毛野 拓治 (松下電工(株)先行・融合技術研究所nBT開発部 部長)
16:20 Si加工によるMEMS製造技術
小澤 信男 (沖電気工業(株)研究本部新技術研究開発部 MEMSプロジェクトチーム チームリーダー 16:45 MEMS実装技術
滝沢 功 ((株)フジクラ ウエハレベルパッケージ部 課長)
17:05 ファンドリーサービス産業委員会活動紹介
三原 孝士 (オリンパス光学工業(株)研究開発センターMEMS開発本部 先端技術担当部長)
17:20 相談デスク
各講演者他
――――――――――――――― 休憩 17:50~18:00 ―――――――――――
18:00~19:00 懇談会 参加者、各講演者他
3 第9回(平成13年度)研究助成課題成果報告会のご案内
当センターでは、産学交流を通じてマイクロマシン技術の一層の充実を図る目的で「マイクロマシン技術に関する研究助成事業」を行っておりますが、平成12年度公募の研究助成対象課題(2年間研究)の6件及び平成13年度公募の研究助成対象課題(単年研究)3件の計9件が平成15年3月に終了いたしましたので、その研究助成成果報告会を開催することになりました。既に賛助会員には連絡窓口を通して、お知らせしてありますが、本報告会はマイクロマシン技術の材料、加工、機能要素など広い分野の成果が期待されますので、ご参加頂きますようご案内申し上げます。
(1)日時・場所
平成15年9月12日(金) 13:00 ~ 17:50
(財)マイクロマシンセンター 会議室
(東京都千代田区神田佐久間河岸67 MBR99ビル6階)
TEL:03-5835-1870
(2)参加費 賛助会員 無料
報告会内容
13:00~13:10 |
主催者挨拶 |
平野専務理事 |
報 告 課 題 |
研究代表者、[共同研究者]、(代理発表者) |
13:10~13:40 |
光照射によるマイクロレリーフ形成の超高感度化とその応用 |
関 隆広 |
名古屋大学 大学院
工学研究科
物質制御工学専攻
物質化学 第三講座 教授 |
13:40~14:10 |
μTASへの酵素高度集積化を目的とした、固相上微小部位への酵素分子の電気化学的固定化法に関する研究 |
春山哲也 |
九州工業大学 大学院
生命体工学研究科
生体機能専攻
生物環境機能講座 教授 |
14:10~14:40 |
ナノCMMにおけるナノプローブシステムの開発 |
高増 潔 |
東京大学 大学院
工学系研究科
精密機械工学専攻 教授 |
14:40~15:10 |
微細作業環境内3次元トラッキング可能なマイクロハンドシステム |
新井 健生 |
大阪大学 大学院
基礎工学研究科
システム創成専攻
システム化学領域 教授 |
休 憩 : 15:10~15:20 |
15:20~15:50 |
金ナノ粒子の創成と新しい治療・診断システムの開発 |
長崎幸夫 |
東京理科大学
基礎工学部 材料工学科
教授
|
15:50~16:20 |
バルクSi三次元構造上のサーフェースマイクロマシニング |
佐々木実
|
東北大学 工学部
機械電子工学科 助教授
|
16:20~16:50 |
濡れ性の制御および液界面張力差対流によるマイクロアクチュエータの基礎研究 |
[桜井誠人] |
航空宇宙技術研究所
宇宙システム研究センター
有人宇宙システムグループ
|
16:50~17:20 |
マイクロマシン技術によるカフ型微小電極の研究 |
竹内昌治
|
東京大学
生産技術研究所
マイクロメカトロニクス国際研究センター
助教授 |
17:20~17:50 |
自励振動ゲルを用いた心筋模倣型マイクロアクチュエータに関する研究 |
吉田 亮 |
東京大学 大学院
工学系研究科
材料学専攻
助教授 |
4 国際マイクロマシンシンポジウム開催の準備状況
第9回マイクロマシン・ナノテクシンポジウムのプログラムが決まりました。このシンポジウムの開催準備は、毎年4月に開始され、5月の国際交流委員会でシンポジウムのフレームワーク(概要)が決められ、6月の組織委員会では、シンポジウムのサブテーマと基調講演の候補者が推薦されました。プログラム委員会では、これらの委員会の決定事項に基づき、今回のプログラム(案)を具体化しました。
しかし推薦された候補者に講演を引き受けて貰えるかどうかが問題です。特に海外から招聘する講演者の場合は、そのスケジュールに空きがあるかどうかがキーポイントになります。
7月のMMCニュースでは、プログラム委員会が作成したプログラム(案)をご紹介しましたが、その後、大部分の講演候補者から内諾が得られ、第9回マイクロマシン・ナノテクシンポジウムのプログラムが確定しましたので、先ず賛助会員の皆様にその内容をご披露いたします。
今回は基調講演を2つ行います。一つはスイス、ニューシャテル大学のNico F. de Rooij教授による「MEMS産業化の推進(仮題)」であり、もう一つは米国、Massachusetts工科大学のStephen
D. Senturia教授による「MEMSのアイディアの産業化」です。この後に続く他のセッションの講演も含めて、いずれの講演も、深い研究に基づく貴重な事例がぎっしり詰まった内容の濃いものです。それぞれの講演について、期待する内容を想定しながら添付のプログラムを参照ください。多くの皆さまの参加を期待しております。
プログラム
9:00 ~ 受付開始
9:30 ~ 9:35 開会挨拶 (財)マイクロマシンセンター 理事長 下山敏郎
9:35 ~ 9:40 来賓挨拶 経済産業省 製造産業局 北村俊昭(依頼中)
9:40 ~ 10:20 特別講演「MEMS産業化の推進」(仮題)
University of Neuchatel, Prof. Nico F. de Rooij
10:20 ~ 11:00 特別講演「MEMSのアイディアの製品化」(仮題)
Massachusetts Institutes of Technologies, Prof. Stephen
D. Senturia
11:00 ~ 11:30 「RelayからRF - MEMS」(仮題)
オムロン(株)先端デバイス研究所長 今仲行一
11:30 ~ 12:00 「MEMS産業 のビジネスモデル」 (仮題) Yole Development, Mr. J. C. Eloy
12:00 ~ 12:30 「Digital Micromirror Driveに見るMEMSの信頼性確保」(仮題)
Texas Instruments , Dr. Andrew Sontheimer
12:30 ~ 13:30 =================== 昼 食 ===================
13:30 ~ 14:00 「Micro/Nano satellite fabrication」(仮題)
The Aerospace Corporation, Mr. Henry Helvajian
14:00 ~ 14:30 「バイオハイブリッドナノマシン 」(仮題) 東京大学 助教授 竹内昌治
14:30 ~ 15:00 「マイクロ燃料電池」 (依頼中)
15:00 ~ 15:30 「NANO Channel 」(仮題)
The University of Twente, Prof. Albert van den Berg
15:30 ~ 16:00 =================== 休 憩 ===================
16:00 ~ 16:10 「MEMSとナノテクテクノロジーの産業化」(仮題)
名古屋大学 教授 生田幸士
16:10 ~ 16:20 「企業におけるMEMSの実用化」(仮題)
オリンパス光学工業(株)取締役 遊佐 厚
16:20 ~ 16:30 「NANOテクノロジーへの進みかた」(仮題)東京大学 教授 下山 勲
16:30 ~ 16:40 「二つの流れ:マイクロマシン実用化とナノ領域への先端研究」
東京大学 教授 藤田博之
16:40 ~ 17:50 パネル討論
司会: 東京大学 教授 藤田博之
パネリスト(7名):Prof. Nico F. de Rooij, Prof. Stephen D. Senturia,
Mr. J. C. Eloy, Prof. Albert van den Berg,
東京大学 教授 下山 勲、名古屋大学 教授 生田幸士,
オリンパス光学工業(株)遊佐 厚
17:50 ~ 18:00 閉会挨拶 (財)マイクロマシンセンター 専務理事 平野隆之
Ⅲ 行政動向
1 経済産業省人事異動
平成15年7月11日付
(新) (旧)
今井 康夫 特許庁長官 製造産業局長
北村 俊昭 製造産業局長 貿易経済協力局長
平成15年8月 1日付
(新) (旧)
豊田 正和 商務情報政策局長 製造産業局次長
中嶋 誠 製造産業局次長 大臣官房付
松下 公一 特許庁特許審査第一部 計測 産業機械課技術第三係長
Ⅳ イベント案内
1 当センター主催のイベント
・ 詳細は当センター調査研究部にお問い合わせ下さい。Tel : 03-5835-1870
(1) 第9回(平成13年度)マイクロマシン技術に関する研究助成成果報告会
開 催 日: 平成15年9月12日(金)13:00 ~ 17:50
開催場所: (財)マイクロマシンセンター 会議室
主 催: (財)マイクロマシンセンター
(2) 第14回マイクロマシン展
開 催 日: 平成15年11月12日(水)~14日(金)
開催場所: 科学技術館・東京北の丸公園
主 催: (財)マイクロマシンセンター他
(3) 第9回国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウムの開催
開 催 日: 平成15年11月13日(木)9:30~17:00
開催場所: 科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2番1号)
主 催: (財)マイクロマシンセンター
2 その他のイベントのお知らせ
・ 詳細は当センター調査研究部にお問い合わせ下さい。Tel : 03-5835-1870
・ 番号上にNew の表示のあるイベントは、今回新規掲載分。
New
(1) North Asia Proteomics Conference (北アジアプロテオミクス国際会議) (Q7A3701)
開 催 日: 2003年08月28日(木) ~ 29日(金)
開催場所: JW Marriott Hotel, Seoul. Korea
主 催: IBC ASIA(S) PTE LTD.
情報入手: http://www.ibc-asia.com/protemics.htm
(2) COMS2003(The 8th International Conference on the Commercialization
of Micro and Nano Systems) (Q7A3402)
開 催 日: 2003年09月08日(月) ~ 11日(木)
開催場所: Amsterdam, The Netherlands
主 催: MANCEF
情報入手: http://www.mancef-coms2003.org/
(3) ICRA2003 (2003 IEEE International Conference on Robotics and Automation) (Q7A2801)
開 催 日: 2003年09月14日(日) ~ 19日(金)
開催場所: The Grand Hotel, Taipei, Taiwan
主 催: IEEE Robotics and Automation Society
情報入手: http://www.icra2003.org
(4) μTAS2003
(The 7th International Conference on Miniaturized Chemical and BioChemical
Analysis Systems) (Q7A2Z05)
開 催 日: 2003年10月05日(日) ~ 09日(木)
開催場所: Squaw Valley, California USA
主 催: The Transducers Research Foundation
情報入手: http://www.microTAS2003.org
(5) MICRO SYSTEM Technologies 2003 (Q7A3204)
開 催 日: 2003年10月07日(火) ~ 08日(水)
開催場所: Muchen, Germany
主 催: IEEE, Mesago Messe Frankfurt
情報入手: http://www.mesago.de/mst
(6) POLYTRONIC 2003 (3rd International IEEE Conference on Polymers and
Adhesives in Microelectronics and Photonics) (Q7A2X03)
開 催 日: 2003年10月20日(月) ~ 23日(木)
開催場所: HOTEL EDEN AU LAC, MONTREUX, SWITZERLAND
主 催: Tima, etc.
情報入手: http://tima.imag.fr/Conferences/POLYTRONIC
(7) COTS MEMS 2003 (The 3rd International Conference on Advances in Application
of Integrated Commercial-Off-The-Shelf Micro-Electro-Mechanical Systems) (Q7A3602)
開 催 日: 2003年10月20日(月) ~ 21日(火)
開催場所: San Francisco, CA USA
主 催: The Knowledge Foundation, Inc.
情報入手: http://www.knowledgefoundation.com/
New
(8) 機能性材料の3次元微細加工技術講演会 (P6A3701)
開 催 日: 2003年10月22日(水)
開催場所: 三会堂ビル石垣記念ホール
主 催: (財)先端加工機械技術振興協会
情報入手: Tel:3501-6701 担当:横須賀
(財)マイクロマシンセンター 協賛
(9) 2003国際ロボット展 (P6A3204)
開 催 日: 2003年11月19日(水) ~ 22日(土)
開催場所: 東京ビックサイト・有明
主 催: (社)日本ロボット工業会、日刊工業新聞社
情報入手: http://www.nikkan.co.jp/eve/03robot/index.html
(財)マイクロマシンセンター 協賛
New
(10) Microelectronics, MEMS, and Nanotechnology (Q7A3703)
開 催 日: 2003年12月10日(水) ~ 12日(金)
開催場所: The University of Western Australia, Perth, Australia
主 催: SPIE
情報入手: http://spie.org/conferences/calls/03/au/
(11) MEMS 2004 (17th IEEE International Conference on Micro Electro Mechanical
Systems) (Q7A3601)
開 催 日: 2004年01月25日(日) ~ 29日(木)
開催場所: Maastricht, The Netherlands
主 催: IEEE
情報入手: http://www.mems2004.org
New
(12) HANNOVER MESSE (ハノーバー・メッセ国際産業技術見本市) (Q7A3702)
開 催 日: 2004年04月19日(月) ~ 4/月24日(土)
開催場所: Hannover Messe, Germany
主 催: Deutsche Messe AG
情報入手: http://www.hannovermesse.co.jp/
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