1 [ナノテク2007」にMEMS関連プロジェクトを出展(2月21日~23日)
国際ナノテクノロジー総合展(nano tech 2007、2月21日から23日まで東京ビッグサイトにて開催)において、NEDOブース内にファインMEMSプロジェクトブースを設け、プロジェクトの普及広報活動を行いました。今回は、東京大学下山研究室および産業技術総合研究所ナノカーボン研究センターより最新の研究成果物が披露されました。下山研究室からは、模型を用いたスタンピング転写技術の実演も含めた技術の詳細が展示され、注目を集めました。ファインMEMSプロジェクト推進連絡会では、今後も展示会等を通じてプロジェクトの開発成果の普及活動を積極的に展開して行く予定です。
以下は、展示会場の風景です。
1 第13回国際マイクロマシンサミットの開催案内(4月26日~28日)
当センターが常設の事務局として記録の保存、開催の準備等について支援している「マイクロマシンサミット」は、各国のマイクロマシン/MEMSに関する教育、技術動向、政策やトピックス等についての現状や将来展望を自由に議論し、世界のマイクロマシン/MEMS分野の進展に寄与することを目的として、毎年、開催希望国において開催されています。
今年で第13回目を迎えたマイクロマシンサミットは、オーストラリア、ベネルクス、カナダ、中国、EU委員会、フランス、ドイツ、インド、日本、韓国、地中海地域(MEDITERRANEAN)、ノルディック地域、シンガポール、スイス、台湾、イギリス、米国、の17カ国・地域からの参加を得て、4月26日(木)から3日間にわたり、イタリア・ベニスで開催されます。
日本からは、東京大学大学院 下山勲教授を首席代表とし、代表6名、オブザーバ4名が参加する予定です。当センターの賛助会員、MEMS協議会メンバーはオブザーバとして参加することができますので、詳しくは、当センター産業交流部にお問い合わせください。
なお、13回マイクロマシンサミット(イタリア・ベニス)及び、今までのマイクロマシンサミットの状況については当センターのホームページhttp://www.mmc.or.jp/をご覧ください。
2 ハノーバメッセ2007への出展(4月16日~20日)
平成19年4月16日(月)から20日(金)までドイツ、ハノーバー市にて開催されるハノーバーメッセ、マイクロテクノロジーフェアにオムロン(株)、オリンパス(株)、松下電工(株)、及び三菱電機(株)様のご協力を得てMEMS協議会として出展する予定です。「ハノーバー・メッセ」は世界最大の産業見本市といわれ、毎年世界65カ国以上から5,000社前後の出展社が参加し、20万人前後のビジター、3,000人の報道関係者が訪れます。日本企業も例年約50社が出展し、日本からは1,000人前後が訪れます。
マイクロテクノロジーフェアはマイクロ・ナノテクノロジーの応用に関するトレードショーでMEMS協議会の海外アフィリエートであるiVAMが主催するもので、MEMS協議会の海外ビジネス交流活動としての一環として出展します。2年目の出展となる今年は、「MEMS協議会の活動」に加え、「高集積・複合MEMS製造技術開発(ファインMEMS)」や、7月に開催予定の「マイクロナノ2007」を紹介する予定です。また協力いただく各社様からは、MEMS関連の技術紹介が予定されています。
また、メッセ期間中はフェアと併せてフォーラムが開催され、オリンパス(株)、松下電工(株)、MEMS協議会からプレゼンテーションする予定です。
3 マイクロナノ2007の開催案内(7月25日~27日)
マイクロナノ2007は、東京ビッグサイト及び東京ベイ有明ワシントンホテルを会場として平成19年7月25日(水)~27日(金)に下記のとおり開催する予定です。
記
(1)第18回マイクロマシン/MEMS展(7/25~7/27)
於:東京ビッグサイト西3&4ホール
○ MemsONE(β版)展示・デモ(予定)
○ ファインMEMSプロジェクトの中間成果展示(予定)
(2)MEMSフォーラム(7/25~7/27)
於:東京ビッグサイト西3&4ホール
(3)第13回マイクロマシン・ナノテクシンポジウム(7/26)
於:東京ベイ有明ワシントンホテル(アイリス)
(4)国・NEDOプロジェクト(ファインMEMS)中間成果発表会(7/27午後~)
於:東京ビッグサイトの会場内を予定
4 2007国際ロボット展について
社団法人日本ロボット工業会/日刊工業新聞社主催による、2007国際ロボット展は下記により開催予定ですので、ご案内申し上げます。なお、2007国際ロボット展に特別企画として「マイクロファクトリー実証ゾーン」が設けられます。主催者によると、「本特別ゾーンでは、未来のマイクロファクトリーの実現に向けた様々な機器、製品、ソリューションビジネスを一同に展示・展開される」とのことであります。
記
会 期 平成19年11月28日(水)~12月1日(土)
会 場 東京ビッグサイト 東ホール
開催時間 午前10時~午後5時(最終日は、午後4時30分まで)
予想来場者 10万人
入場料 一般1,000円 学生・団体(15名以上)500円
但し、事前登録者及び招待券持参者は無料
その他
現在、特別企画「マイクロファクトリー実証ゾーン」への出展者を募集中ですので、関心のある方は
2007国際ロボット展事務局(URL: http://www.nikkan.co.jp./eve/ )までお問い合わせ下さい。
1.経済政策動向
■月例経済報告(2月19日)
2月の月例報告では、景気の基調判断について「景気は、消費に弱さがみられるものの、回復している。」との判断。先行きについては、企業部門の好調さが持続しており、これが家計部門へ波及し国内民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれる。一方、原油価格の動向が内外経済に与える影響等には留意する必要がある。としている。
○月例経済報告関係資料
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2007/0219getsurei/main.html
■経済産業省の主な経済指標(2月28日)
経済産業省は各種経済指標を取りまとめた資料を発表。たとえば、鉱工業指数に関しては、「1月(速報値)の生産は前月比▲1.5%と4ヶ月ぶりの低下、出荷は同▲0.3%と2ヶ月連続の低下、在庫は同▲0.9%と6ヶ月ぶりの低下、在庫率は同▲3.6%と3ヶ月ぶりの低下。」と分析している。
[概要(PDF)] http://www.meti.go.jp/statistics/downloadfiles/omonakeikishihyo.pdf
[ダイジェスト] http://www.meti.go.jp/statistics/data/hshihyo01j.html
■経済成長戦略関連
国際競争力の強化と地域経済の活性化を二本柱とし、継続的に人口が減少するという逆風の下でも「新しい成長」が可能なことを示す「新経済成長戦略」に関連するこれまでの政策動向は以下の通り。
○経済成長戦略大綱のとりまとめについて (H18.7.6)
http://www.meti.go.jp/topic/data/e60713aj.html
7月6日の財政・経済一体改革会議において、「経済成長戦略大綱」が決定され、
公表されている。 本大綱は、人口減少が本格化する2015年度までの10年間に
取り組むべき施策について、経済産業省を中心としてとりまとめたもの。経済と
財政の一体的な改革を進めるに当たって、歳出・歳入一体改革と並ぶ車の両輪
として、政府・与党の最優先課題と位置づけられている。
○新経済成長戦略について (H18.6.9)
http://www.meti.go.jp/press/20060609004/20060609004.html
経済産業省は、「国際競争力の強化」と「地域経済の活性化」を二本柱とし、
継続的に人口が減少するという逆風の下でも「新しい成長」が可能なことを示す
「新経済成長戦略」をとりまとめ、6月9日にその内容を公表している。
○新産業創造戦略について (H17.6.13)
http://www.meti.go.jp/policy/economic_industrial/shin_sangyou.html
2.産業技術政策動向
■総合科学技術会議開催(3月1日)
第64回総合科学技術会議が3月1日開催され、議事は以下のとおり。
(1)ライフサイエンス分野におけるリサーチツール特許の使用の円滑化に関する指針について
(2)平成19年度科学技術関係予算案及びその重点化の状況について
(3)「イノベーション25」中間とりまとめについて
(4)最近の科学技術の動向
なお、配布された資料については、以下の総合科学技術会議(第64回)
http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihu64/haihu-si64.html
また、科学技術の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための第3期科学技術基本計画は平成18年3月28日に閣議決定されている。
[本文(PDF形式)] http://www8.cao.go.jp/cstp/kihonkeikaku/honbun.pdf
[概要(PDF形式)] http://www8.cao.go.jp/cstp/kihonkeikaku/gaiyo.pdf
[分野別推進戦略] http://www8.cao.go.jp/cstp/kihon3/bunyabetu.html
■経済産業省の産業技術政策
○産業技術政策の概要(パンフレット)
―技術革新による強靭な経済発展基盤の構築に向けて―
http://www.meti.go.jp/policy/innovation_policy/main_01.files/pamphlet.pdf
○平成19年度経済産業省予算案の概要
12月24日に政府予算案が閣議決定されました。今年の経済産業省予算の概要については以下のHPを 参照ください。
http://www.meti.go.jp/policy/sougou/yosan/H19YosanKohyoTop.htm
○平成19年度産業技術関連予算案の重点
http://www.meti.go.jp/policy/innovation_policy/19fyyosanan.pdf
経済産業省では、イノベーションの創出を通じた我が国の産業技術力の強化に向け、民間企業などにおけるイノベーションを促進する環境整備を進めるとともに、国においても知的資源の充実のための様々な取り組みを進めている。関連資料は以下の通り。
○イノベーション・スーパーハイウェイ構想について
http://www.meti.go.jp/policy/innovation_policy/ishw.htm
○平成19年度産業技術関連予算要求の重点(発表資料 PDF 6ページ)
http://www.meti.go.jp/topic/downloadfiles/060825-9.pdf
○経済産業省の研究開発 「技術戦略マップ2006」
http://www.meti.go.jp/policy/kenkyu_kaihatu/main-toptrm2006.html
「技術戦略マップ2006」は昨年版の20分野から24分野に拡大。技術戦略マップは、新産業を創造していくために必要な技術目標や製品・サービスの需要を創造するための方策を示したもの。
■NEDO産業技術政策関連
○NEDO海外レポート994号 バイオマス 特集(各国の取組状況)2007.2.7992号 環境特集(各国の取組 状況)2007.1.10
http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/994992/index.html
○NEDO海外レポート995号 太陽エネルギー 特集(各国の取組状況)2007.2.21
○NEDO海外レポート993号 燃料電池・水素 特集(各国の取組状況)2007.1.24
http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/995993/index.html
1 ホームページのパスワード変更のお知らせ
平成19年度のスタートにあたり、当センターのホームページの賛助会員ページのアドレスの変更を、4月2日(月)に行います。賛助会員の皆様には後日、新ID、新パスワードをE-Mailにてお知らせいたします。
2 第2回運営政策小委員会および第2回運営委員会の開催案内
来年度の事業・研究テーマに関して、下記委員会が3月20日(火)に開催されます。
○第2回運営政策小委員会
議題 1,今後のセンター研究活動の展開について
2,Mems-ONEの普及について
3,MEMS協議会について
○第2回運営委員会
議題 1,平成19年度事業計画について
2,平成19年度収支予算について
3,平成19年度借入金限度額について
4,平成19年度委員会構成について
5,MEMSシステム開発センター規程、賛助会費規則の一部改正について
6,平成18年度事業の実施状況について
7,理事の一部変更について
8,賛助会員の入会について
3 第3回評議員会および第2回通常理事会の開催案内
3月20日(火)に開催されます第2回運営委員会で審議された議題について、3月28日(水)に開催予定の第3回評議員会、第2回通常理事会に諮られ、承認されますと平成19年度の事業がスタートいたします。
|