誘電体上の電気ぬ(濡)れ,EWOD 【ゆうでんたいじょうのでんきぬれ、いーうっど:Electro wetting on dielectric】 

【定 義】 誘電体膜で覆われた基板と液滴との間に電位差を与えることで制御された表面のぬ(濡)れ(JIS/2016) 

【解 説】 コンデンサとして作用する電気二重層に蓄えられたエネルギーによって固液界面張力を変化させ,典型的には電解液の液滴接触角を電気的に制御することができる。電極を既知の厚さの誘電体膜で覆うことで静電容量の調整が容易になる。流体MEMSデバイスでの適用が進められている。(JIS/2016)

【参考資料】

【関連用語】