【定 義】 物質のゾル状態(液体状態)とゲル状態(固体状態)間の変化を利用したアクチュエータ。
【解 説】 ゾル・ゲル変換アクチュエータは生物に近い動きをさせることが可能である。 例えば、電解溶液に入れたポリアクリル酸ソーダ・ゲルの小球に電極を付け、電圧を印加すると変形を繰返すアクチュエータが得られる。 これを細い管に直列に封入し、足を多数形成すると、一定方向に移動するムカデのようなマイクロロボットができる。 また、細い管の中を自動的に匍匐(ほふく)前進するマイクロロボット等に応用することも考えられている。
【参考資料】 (5)(6)(15)
【関連用語】 アクチュエータ