【定 義】 機能が低下した臓器に代わり、機能の一部またはすべてを一時的にあるいは永久に代行する機器。
【解 説】 心臓ペースメーカ、人工心臓、人工肺、人工弁、人工血管、人工血液、人工腎臓、人工膵臓、人工肝臓、人工関節、人工骨、人工皮膚、人工内耳等、多くの臓器について研究開発がなされ、臨床応用もされている。 多くの場合、臓器の持つすべての機能を代行するのでなく、一部の主要な機能を代行するだけである。 人工臓器は最終的には体内に埋め込むことが望まれるため、解剖学的に生体のものと同じような形状寸法にするか、またはそれ以下となるよう小型軽量化が望まれる物が多い。 これらのなかでとくにセンサやアクチュエータを必要とするものは、マイクロマシン技術の応用が期待されている。
【参考資料】 (6)(32)(60)
【関連用語】