【定 義】 ATP(アデノシン三リン酸)を合成する細胞内の器官。
【解 説】 細胞小器官の一つ。内膜と外膜からできていて、内膜は櫛状突起を形成している。 クエン酸回路と電子伝達系および両者の共役する酸化的リン酸化系の酵素群を含んでいる。 これらの酵素群により好気的条件下において各種基質を酸化して、その際放出するエネルギーを用いてATPを生産する。ミトコンドリアは顆粒状、棒状、糸状であり、その大きさと数は生物種や細胞種によって異なる。 核遺伝子とは独立した遺伝子を持つ。
【参考資料】 (62)
【関連用語】 生物化学エネルギー、 エネルギー源、 ATP (アデノシン三リン酸)