【定 義】 機械動力を受けて電力を発生する電気機械で、極めて小型のもの。
【解 説】 機械エネルギーを電気エネルギーに変換するデバイスの一つとして、電磁式の発電機がある。 大型のものではいくつかの形式があるが、回転子に永久磁石を用いる方式がマイクロ化には適している。アキシャルギャップ型とラジアルギャップ型に大別され、前者は構造が比較的簡単であるが効率は低い。 後者は高効率を期待できるが、微細な巻線を内蔵した円筒形状固定子の作製に高度な技術が必要である。 腕の動きで発電することにより、ボタン電池や太陽電池を不要にした腕時計への実用例がある。
【参考資料】 (46)
【関連用語】