【定 義】 光の照射エネルギーを吸収することにより発生する機械的ひずみを利用したアクチュエータ。
【解 説】 PLZT素子に光(紫外線)を照射すると、素子の電極間に高い光起電力が発生する。 また、PLZT素子は圧電素子の一種であり、電圧によりひずみを発生する。 従って、これら2つの効果により、光の照射が機械的ひずみに変換されると考えられている。 光歪アクチュエータは非接触で駆動可能であるという利点があり、スイッチや光音響素子等への応用が考えられている。 ただ応答速度が分オーダと極めて遅いのが欠点である。
【参考資料】 (4)(8)
【関連用語】 光歪効果