仮想現実 【かそうげんじつ:Virtual reality】 0503102-9

【定 義】 コンピュータが視覚、聴覚または運動感覚に訴える人工的な空間を創出し、人間があたかも、その環境の中にいるように感じることができる技術。

【解 説】 仮想現実では、人間の眼の前に映像を表示するためのディスプレイ装置、および、手や身体の動きをデータとしてコンピュータに取り込むためのデータグローブ等の装置を使用する。 これらにより、CG画面(artificial vision)や遠隔操作されるカメラ等をインタラクティブに変化させ、コンピュータが作成した人工的な世界を、仮想的な現実としてとらえることができる。 応用例として、施工前の設計段階で、完成後の建物にあたかも歩いて入れるようなシミュレーションがある。

【参考資料】 (6)(36)(37)

【関連用語】