【定 義】 材料同士を融点以下の温度に加熱、加圧密着させ、互いの原子の相互拡散により固相のまま接合する方法。
【解 説】 固相で接合できるので溶融接合に比べて精度の高い接合を行うことができる。 主に金属同士やセラミックスと金属の接合に用いられる。 異種材料の接合においては、接合後の冷却時に互いの熱膨張係数が異なるために、熱応力が発生する。 これに起因するクラックの発生を回避するための、熱応力緩和方法が主な研究課題である。 緩和方法としては、両方の材料のほぼ中間の熱膨張係数を有する材料や変形しやすい材料を間にサンドイッチする方法などがとられている。 熱膨張係数が厚さ方向に徐々に変化する材料(傾斜機能材料)を中間にはさむ方法も盛んに研究されている。
【参考資料】 (1)
【関連用語】