【定 義】 非接触で物体の捕捉や移動を行うこと。
【解 説】 たとえば細胞操作では、細胞をガラス製のミクロピペットで吸引し機械的に取り扱うのが一般的であるが、接触により試料を傷めたり、物理的、化学的な条件を変えてしまうという問題がある。 これに代わる非接触の操作法の一つとしてレーザ捕捉(レーザトラッピング)がある。 これは光が物体に及ぼす力(放射圧)を利用して試料を非接触・非破壊的に操作する方法である。 電磁理論によると1mWのレーザ光で発生する力は7pNといわれている。
【参考資料】 (59)
【関連用語】