【定 義】 光(レーザ、X線、エキシマ等)を当てることで、重合し、液体状から三次元架橋を形成し、固体化する樹脂。
【解 説】 光硬化性樹脂は、エポキシアクリレート、ウレタンアクリオレート等のオリゴマー(低重合体)、反応性希釈剤(モノマー)、および光重合開始剤(ベンゾイン系、アセトフェノン系等)を混合したものから成る。 レーザ光を走査したり、樹脂を入れた槽を動かしたり、あるいはマスクを用いて一括照射したりして,二次元の形状を作製する。 この動作を加工物を垂直方向にずらしながら繰り返すことにより、三次元の構造体の作製を行うステレオリソグラフィー用材料として使用される。 本手法は、従来比較的大きなサイズの立体模型作製用として発展してきたが、研究の進展や装置の改良によってマイクロ構造物の作製の有力なツールの一つとして開発が始められている。
【参考資料】 (4)(6)
【関連用語】