【定　義】　Ion Sensitive Field Effect Transistorの略語。 イオン選択性電極と電界効果型トランジスタ（ＦＥＴ）を一体化した半導体センサ。

【解　説】　イオン選択性電極部では、血液の水素イオン濃度（pＨ）や炭酸ガス分圧等の変動によって膜電圧が変化する。 増幅用のアンプとして電界効果型トランジスタ（ＦＥＴ：多数キャリヤによる電流通路（チャネル）のコンダクタンスをキャリヤの流れに直角な電界によって制御するトランジスタ）が使用される。 シリコンの微細加工技術により、シリコン基板上に検出部と増幅器が一体化されて製作される。 またバルブ等のメカニカル部品も同時に製作された例もある。ISFETは医学分析、環境機器等の分野で用いられる。

【参考資料】 (1)(4)(11)

【関連用語】