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新年、明けましておめでとうございます。平成26年の新春を迎えるにあたり、年頭の御挨拶を申し上げます。
まず、年始めにあたり、日頃から一般財団法人マイクロマシンセンターの事業活動にご理解ご支援及びご協力を頂いております関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
今年はうま年（午年）。午は陰陽の陽の極地であり、太陽が最も高く上がった状態を示すということで、お昼の１２時を「正午」というように勢いが盛んなさまを表す由来から、十二支の動物では活動的な馬のイメージを当てはめたともいわれています。幸い、わが国の最近の景気は国内需要が堅調に推移し、輸出が持ち直しに向かうなど各種政策の効果が出てきており、景気回復の動きが確かなものとなってきております。今年はさらにそれを実感する年になるのではないでしょうか。
私ども一般財団法人マイクロマシンセンターは、非営利セクターとしての特徴を生かしながら、ナノ・マイクロ分野の調査研究活動、国際標準化活動及び業界横断的な産業交流・活性化に加え、将来の産業化を見据えた先端技術プロジェクトの創出活動など、当分野の産業発展のための事業活動を重点的に実施してきております。さらには、ベンチャーから大企業までのユーザー企業のオープンイノベーションを支援するＭＮＯＩＣ活動も順調に推移し、活動４年目を迎えるに至っております。
このところ、ＭＥＭＳデバイスの応用分野としてスマホ、タブレット、自動車からエネルギーマネージメント、社会インフラモニタリングへと大きな拡がりが見られ、またナノ・マイクロ技術を活用して少量生産に対応する新たな製造プラットフォームも登場しつつあります。これらのナノ・マイクロ分野の産業進展が、今後のわが国の製造業の発展、ひいてはわが国経済の復権に貢献するものと大いに期待されます。私どもはこのような認識の下、本年もナノ・マイクロ分野の産業進展を支援するための事業活動を着実に推進して参ります。
最後となりましたが、本年が皆様方にとって実り多い一年になるとともに、皆様のご健勝とご多幸をお祈りして、新年のご挨拶とさせていただきます。
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| 平成２６年１月吉日 |
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